自分の中に毒を持て

今回、投稿します作品は「自分の中に毒を持て」です。

この本はラジオでゲストとして出演させてもらったときに、おススメ本として紹介させてもらいました。

ラジオ収録では緊張のあまりうまく喋れることができず😨この本の良さを伝えることができませんでした。🤐

今一度、この本の素晴らしさを知ってもらいたいという思いが強いため、自分なりに要約して岡本太郎さんの伝えたかったことを紹介したいと思います。

岡本太郎先生は芸術家として活躍されていました。

現在は亡くなわれていますが、芸術家としてぶっ飛んだ作品が多く、1970年の大阪万博では太陽の塔を作った方として有名です!

他にも「芸術は爆発だ!」などの名言も残されています。

そんな岡本太郎先生は本書で「常識人間を捨てられるか」という問いを私達に投げかけてきます。

人間らしさとは何か、運命とは何か、さまざまな問いを深く追求されていて、自分の生き方を深く考えさせ前向きにしてくれる爆発力全開の作品になっています。

それではいきましょう!

コアイザワールド的要約

迷ったら危険な道に賭けるんだ

「人は生きていれば必ず選択に迫られる。その選択のなかには人生を大きく変えるような選択もある。そこで安全な道をとるか、危険な道をとるか、だ。前者はすでに馴れた、見通しのついた安全な道。後者はリスクが大きく失敗してしまうかもしれない危険な道だ。だが惹かれる。ほんとうはそちらの方が情熱を覚え、魅力を感じる道。」

「ここであなたは安全な道を選択したとしよう、だがそれはほんとうにあなたの人生なのだろうか。親を安心させたいとか、人から馬鹿にされるのではないか、そうやって失敗をおそれ、他人の顔色をうかがい、ほんとうは自分の進むべき道があるはずなのにそれを他人の判断に委ねてしまっていないだろうか。」

「だがここではっきり言わせてもらおう。決して自分自身の生きるスジは誰にも渡してはならない。

「仮に夢に賭けても成功しないかもしれない。失敗したっていいじゃないか。夢がたとえ成就しなかったとしても、精いっぱい挑戦した、それで爽やかだ。

もう己を鼓舞する言葉のオンパレードです。

本書ではもっとパワーワード炸裂で胸が熱くなるんですが、だいぶ端折ってます。

ここで岡本太郎先生は挑戦した上での不成功者と、挑戦を避けたままの不成功者とでは天地のへだたりがあると言います。というのも挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるが、挑戦を避け、降りてしまったやつには新しい人生などなく虚しい生涯を送るにちがいない、とかなり手厳しいことを言われています。

まさに自分のことを言われているようでこのとき衝撃が走ったと同時にすごく納得させられました。

俺は今まで自分の人生から逃げていたんだと。

ほんとうに生きるということは自分で自分を崖から突き落とし、自分自身と闘って、運命をきりひらき挑戦していくこと、それこそが人生の醍醐味なのではないかと思いました。

三日坊主でかまわない

「何かをはじめても、続かない。意気込んで挑戦したが、途中で面倒くさくなってやめてしまう・・・だが、それでかまわない。大切なのは、そのやりたいと思う気持ち、情熱だ。計画性なんてことにこだわらずやってみて、つまらなかったらやめればいい。」

「いろいろ試して挑戦して、さまざまなバリエーションで自分の運命を試すんだ。そうすれば自分の運命がパッと開く瞬間があるかもしれない。何かとてつもなく情熱を持てる何かに出会えるかもしれない。だから三日坊主でかまわない、その瞬間にすべてを賭けるんだ。

三日坊主・・・・あるあるです!(笑)

何か新しいことをはじめるときは心がときめき、やる気マックスなんですがその熱量は日を追うごとに冷めていき「気分がのらないから今日はいいか。また明日・・・」 

毎度こんなことの連続です。

ですが岡本太郎先生はそれでかまわない、三日坊主でいいんだと言っています。継続しなければ意味がないという常識そんなもの無視です。

ダサかろうが、人に馬鹿にされようが、何か新しく挑戦した、その瞬間瞬間に情熱をほとばしらせて現在に充実した。過去でも未来でもなく、現在を生きるという大切さ、それこそが人生を明るく楽しくさせるんだと思いました。

絶対感で生きろ

僕はありのままの自分を貫くしかないと覚悟を決めている。それは己自身こそ最大の敵として、容赦なく闘いつづけることなんだ。頭が悪かろうが、面がまずかろうが、財産がなかろうが、それが自分なのだ。それは絶対なんだ。」

「自信がない?そもそも自信なんてものは自分を他人と比べる相対的価値観だ。誰よりも自分は上だ、そういうものでしかない。そうじゃなくて、人間は生死を超えた絶対感によって生きなければ駄目だ。」

「自信がないと悩むのは人生に対してコンプレックスを抱いていることの表明だ。駄目なら駄目でいいじゃないか。その人らしくその駄目さを活かしていけばいい。自分は下手なんだと決意すれば、ナリフリ構わず自由に動くことができるだろう。自由に明るく、その人なりのユニークな下手さを押し出せば、逆に生きてくると思う。下手ならなお結構、これは僕が昔から言ってることだ。」

絶対感で生きろというのは今の自分を受け入れ、許すことなのだと思います。どんなコンプレックスを抱えていようがそれが自分。だからまずは自分自身を許してやる。そこからその人らしさ、つまり人の目を気にせずありのままの自分を出していけるのではないかと思います。

ありのままの自分を貫くということはコンプレックスを許せない自分と闘い、自分をぶっ壊してやるぐらいの覚悟で自分と向き合わないといけないのだと思います。

読んでいて本当に心が燃えました。

まとめ

岡本太郎先生の熱意少しは伝わったでしょうか?

この本は嫌なことがあったりして落ち込んだとき読み返すと、とても励まされ元気をもらえます。

何より、ラジオ出演を決心させてくれたのはこの本のおかげです!😊

気になる方はぜひ手に取ってみてください。何かしらの価値観の変化があると思います。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。😎

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