今回紹介します本は金持ち父さん貧乏父さんです。
この本はお金持ちになる人と貧乏になる人の違いについて詳しく教えてくれていて、しかもお金に対する考えかたをガラリと変えてくれる本でした。
仕事に追われ慌ただしく過ぎ去っていく日々にさようならしたい方、必見です!
著者 ロバート・キヨサキ
著者のロバートは幼少期に金持ち父さん、貧乏父さんの2人からお金について学ぶ。
2人の父は高学歴エリートで教員である父と学歴はなく、いろんな仕事をしている父であった。
2人ともお金について教えてくれるが、お金に対する考えかたは全く違っていた。
著者のロバートはどちらの父の教えに従ったかというと、後者の学歴のない父だ。
普通なら高学歴でしかも教員である父の教えに従ってしまいそうだが、ロバートは違った。
なぜかというとこの父は、ずば抜けたお金の知識(稼ぐ能力ハンパない)を持っていたからだ。
そこからロバートは金持ち父さんにお金の知識を叩き込まれ、自身も資産を保有するほどの金持ちになる。
一方、高学歴エリートである貧乏父さんはマジメに働いているが、収入はそこまで増えず毎月の支払いに追われる日々を送り、資産も残すことなくこの世を去った。
この両者の決定的な違いは何か(・・?
それはお金の知識だ。
お金のために働くのではなくお金を自分のために働かせるにはどうしたらよいかを学ぶこと
本書は学校では教えてくれないお金についての教えを丁寧に教えてくれているのでコアイザワールド的に要約し、紹介していく。
それでは行きましょう!
コアイザワールド的要約
感情に流されてはいけない、思考して行動
金持ち父さんの言葉に「金がないことこそが悪の根源だ」という思い切った言葉が印象的でした。
この話のなかで心に響いた言葉を上げていきます。
「貧乏になるのはあきらめてしまうからだ。あきらめないかぎりは貧乏じゃない。一番大事なことは、君たちが何かをやったということだ。世の中には金持ちになる話ばかりして、夢ばかり見て行動に移せない人がたくさんいる。だから決してあきらめるんじゃない。」
AKB48をプロデュースしていた秋元康さんの言葉にも「夢は全力で伸ばした手の指先の1ミリ先にある」となんだか同じようなこと言っているなぁと感じました。
成功を手にした人は決してあきらめないという強いハートがあるのは間違いないですね。
「貧乏や金詰りの一番の原因は国の経済や政府、金持ち連中のせいではなく、恐怖と無知だ。経済的な恐怖を無くすため、仕事をすることがこの恐怖を無くすための最善の方法なのだろうか。答えはノーだ。なぜなら仕事をすることは長期的な問題に対する短期的な解決策でしかない。」
「そして、たいていの人は、自分の行動や思考を支配しているのが感情だということに気づいていない。感情は感情として持っていい。だが、それとは別に自分の頭で考える方法を学ばなくちゃいけないんだ。」
人はその時の感情に流され、感情まかせに行動してしまうのはよくあることだと思います。しかし、感情に流され行動していては成功できない、そこは感情を切り離し合理的な考えのもと、最適な行動が求められるのだと思います。
「ほんとうにこれでいいのだろうか?」と自問し、自分と向き合いよく考えることが大切なのではないかと思いました。
度胸が大切
「個人の才能の開花を邪魔する最大の要因が、過度の恐怖心と自信のなさにある。ほとんどの場合、頭がいい人よりも度胸のある人の方が成功への道を先へ進んでいく。お金についての才能を開花させるには、専門知識と同時に度胸が必要だ。」
「それは、リスクを負うこと、大胆になること、恐怖を力と知恵とに変えることだ。」
なるほど。
素晴らしい説得力でもう頭が上がりません。
リスクを負い、大胆であり、知恵もあったら最強です!
「人は損をするのが怖くて、そのために損をする」
臆病になり何も動き出せずにいると逆に損をしてしまうというのは、行動していくうえで肝に銘じておく必要がありそうです。
お金持ちになるためのヒント
金持ちになるためのスタートを切るにあたって著者が実践していた習慣をあげていきます。
- いまやっていることをやめる
- 新しいアイデアを探す
- 自分がやりたいと思ったことをすでにやりとげた人をみつける
- 本を読んだり、セミナーに参加する
- 軽い運動をする
- 株や不動産を安い時に買う
- 大きく考える
- 歴史から学ぶ
- じっとしてないで行動する
このリスト通りに行動するならもうゲームをやる暇なんて無さそう。(悲)
著者のロバートは金持ちになるためには負債ではなく資産を持ち、それを育てていくことが何より大切だと言っています。そしてお金のために働く奴隷にはなってはいけないと手厳しいことも言っています。
金持ちになるために日頃の習慣を改め、新しく行動していく勇気が必要なんだと感じます。
まとめ
今回の本は私のなかで心が大きく動いた一冊となりました。
紹介した内容は実践的なところというより、自身の内面にフォーカスした内容になってしまいましたが、本書では他にも多くのお金に対する知恵を授けてくれているのでチョーおすすめです。
最後に著者の言葉をかりて、
「私達はふたつの貴重な贈り物を手にしています。それは頭と時間」
このふたつをムダなく活用していますぐ行動していきましょう!
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。😎
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