古事記

皆さんこんちくわ😀

今回紹介します本は古事記です。

古事記は日本の起源、天皇の先祖にあたる神話物語です。

何だか敷居が高くて理解に苦しむだろうと思い、解説付きマンガにしました。

マンガなのでサラサラ読めて楽しく読書できますが、登場人物が多いので少し混乱します。

自分なりに理解できたところを簡単に紹介していきたいと思います。

ではいきましょう!

コアイザワールド的要約

~日本誕生~

昔々あるところに・・・・

日本が誕生する大昔、天の神からイザナキイザナミという男女の神が誕生。

出会ったふたりは天の神に命じられ、国生みをすることになる。(日本列島)

国生みを終えたふたりは続いて神生みにとりかかる。

だが、しかし!

順調に思えた神生みも火の神を生んだところでイザナミは大やけど負ってしまい、彼女は死んでしまう。

悲しさと寂しさからイザナキはイザナミを取り戻すため黄泉の国を訪れる。

そこでイザナキは絶対に開けてはいけない黄泉の国の門を開けてしまう。

なんとそこにいたのは美しかったときのイザナミではなく、まるでゾンビのような姿になってしまった彼女だった。

姿を見られたイザナミは怒り、イザナキを殺そうとする。

イザナキも必死の抵抗。

なんとか命からがら逃げ切れたイザナキであったが姿を見られたイザナミの恨みは深く「許さん!このままで済むものか!日本の民の命を一日千人奪ってやる!」とイザナキに言う。

それに対しイザナキは「ならば私は一日に千五百人生みます!」と対抗策をうちだす。

このことから人は一日千人死に千五百人が生まれることとなった。

こうして二人の愛は終わりを迎え、幕をおろしたのである。

ツッコミどころ満載ですが続きいきましょう!

~ヤマタノオロチ編~

黄泉の国から無事生還したイザナキ。

穢れを落とすため川に入り、身を清めたところ三貴子と呼ばれる神を生む。

その三人がアマテラス、スサノオ、ツクヨミである。

それぞれに役割を与えられた神であったがスサノオは責務をまっとうせず、好き勝手やっていたため、担当していた海エリア(スサノオは海担当)から追放されてしまう。

追放されたスサノオは姉であるアマテラスに助けを乞い、高天の原(太陽エリア)に受け入れてもらう。

だがそこでも好き放題していたスサノオは他の神々を困らせ厄介者になっていた。

それを見た姉のアマテラスは心を病んでしまい引きこもってしまう。

アマテラスが岩屋(洞窟)に引きこもってしまったことで太陽は隠れ、闇の世界になってしまう。

これが天の岩隠れである。(日食と関係してるらしいです!)

他の神々はなんとかアマテラスを説得し、引きこもっていたアマテラスを外に連れ出すことに成功。

そして、責任を問われたスサノオは高天の原からも追放されてしまい、中つ国、出雲(地上エリア?)へ行くことに。

アマテラスにも見放されてしまったスサノオ。

行くあてもなくさまよっていると、そこで彼はひとりの娘と出会う。

彼女の名前はクシナダ。

クシナダは他に八人の姉妹がいたが、皆ヤマタノオロチという怪物の生贄にされてしまっていた。

次の生贄はクシナダである。

そんな彼女を救うべく、スサノオはヤマタノオロチと戦う決心をする。

討伐作戦はなんとヤマタノオロチに強い酒を飲ませ、酔っぱらったところにトドメを刺すという無茶苦茶な作戦であった。

だが無謀にも思えた作戦であったが見事討伐に成功。

倒したヤマタノオロチから草薙の太刀を手に入れる。

そして、ヤマタノオロチの脅威から救われたクシナダはスサノオと結婚し平和に暮らすのであった。

~オオクニヌシ編

オオクニヌシ(七福神の大黒天にあたる神様)彼は海辺で一匹のウサギと出会う。

そのウサギは大変な大怪我をしており、一刻も早く治療が必要であった。

オオクニヌシの適切な治療のおかげで命を救われたウサギはお礼にヤカミヒメという美女と結婚できると予言する。

オオクニヌシはほんとかなぁと思いながらもその後、ヤカミヒメと本当に結婚する。

しかし、あまりにも魅力的な女性であったため、他の神々兄弟から妬まれた彼は命を狙われ逃亡するはめに。

オオクニヌシはスサノオが治める根の堅州国(ねのかたすくに)に逃亡する。

ねのかたすくにって言いづらいですね(笑)

そこでスサノオの娘スセリビメと出会った彼は数々の試練を乗り越え、また結婚する。

そして、二人は葦原中国(あしはらのなかつくに)で新たな国つくりを進めるのであった。

時はたち、国づくりを順調に進めていたオオクニヌシ。

突然、高天の原の使者から葦原中国をアマテラスに統治させてほしいと言われる。

必死の抵抗をしたオオクニヌシであったがアマテラスの使者がとても強かったため、仕方なく国を譲ることになる。

国を譲る条件として彼はアマテラスに天にも届く宮殿を建ててほしいと願いでる。

願いを受けたアマテラスは約束通り、天にも昇るほどの宮殿を建てた。

その宮殿こそが現代でも残る出雲大社である。(昔は今よりもでかい大社だったみたいです)

~ニニギ編~

葦原中国を統治したアマテラスはニニギという神に統治を委任する。

そこで御守りとして三種の神器をもらい、ニニギは葦原中国を統治することになった。

ニニギはそこでサクヤビメというとても美しい女性と出会い、結婚することに。

だが、それは条件付きであった。

サクヤビメには姉妹のイワナガヒメというちょっと可愛くない女性がいて、条件として姉妹セットで結婚することが条件であった。

その条件をのんだニニギはイワナガヒメも妻として受け入れるも、我慢ならず追い返してしまう。

しかし、イワナガヒメを追い返すことはご法度であった。

というのも姉妹二人には特別な能力があり、サクヤビメは花のように栄華が咲く能力、イワナガヒメは岩のように永遠の命が続く能力持っていた。

こうして、イワナガヒメの能力を授かれなかったニニギとサクヤビメの子孫たちは、人生において栄華はするが、命に限りがあるのであった。

それが現代にも生きる我々にも受け継がれています。

まとめ

この後もヤマトタケルなど活躍する神々がいます!おもしろいので続きが気になるかたは古事記読んでみてください。

私が古事記を読もうと思ったのが伊勢神宮にいったことがきっかけでした。

どうやら伊勢神宮にはアマテラスが祀られていて、有名なパワースポットみたいです。

そして、天皇家直轄の神社ということもあり素晴らしくキレイなところでした。

ある程度、古事記の前知識を持って参拝すると楽しめるかと思います。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。😀

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